人生訓と格言
格言な
治る病気は、した方が良い。超えられる苦しみは、味わった方が良い。
亡き人の求める姿ここにあり、皆で合わせる素直な心。
鳴く声の、良きも悪(あ)しきも親鳥の、教えによるぞ藪(やぶ)のうぐいす。
「子は親の鏡。親は子の鏡」子供がどんな人間に育つかは、親の責任である。
なにせこの世は回り物、笑い顔すりゃ笑い顔。
倣(なら)わじな、沢辺(さわべ)の蟹(かに)の横にのみ、行かば行かるる道はありとも。
なる堪忍(かんにん)は、誰もする、ならぬ堪忍、するが堪忍。
中沢道二
普通に我慢できる事は、誰でもできるが、もうこれ以上我慢できないような怒りや悲しみ・怨みなどの感情をおさえ、じっと耐え忍ぶことが本当の堪忍であるという意味。
格言に
憎まれず柔和(にゅうわ)に世をば渡れかし、いつもニコニコ、こころ安らか。
人間は、ビックリ箱じゃ。善人も出れば、悪人も出る。何が出るかは、その人しだいじゃ。
丘宗潭(おかそうたん)老師
任に当たって他に譲り難し。
任とは責任があるということ。自分の任務を果たすにあたって他に譲ることを考えるな、という僧侶の教え。